いとまん広報 6月号の解答
問題は、3+2×6 を計算しなさい、でした。
算数・数学では掛け算を先に計算するので、3+12となり、答えは15になります。
3+2を先に計算してしまった人の答えは5×6となり、答えが30となって、
これは間違いです。
では、算数・数学では、なぜ先に掛け算をするのでしょうか。
これを生徒に問いかけると、「そういう決まりだから」という答えが一番多いです。
これは決まりではなく、ちゃんと理由があります。(続きは次回)
R7 7月14日
前回の続きを・・。
算数・数学ではなぜ掛け算をするのでしょうか。
かつては習ったはずなのですが、大人を含めて忘れている人は非常に多いです。
こういう問いにしっかり答えられるのは、数学の基礎をつくるうえで非常に大事です。
かけ算にはかけられる相手と,かける相手があります。
3+2×6の計算では、「2」がかけらる相手で、「6」がかける相手です。
3+2を先に計算してしまうと、かける相手が変わってしまいますよね。
文章題を例にとれば、「3人のグループが一つと2人のグループが6つあったときに、人数の合計は何人になりますか」というふうです。
なので、かけ算を先にするのは相手が変わらないように先にしましょうというだけです。
相手のことに注意して考えれば何が何でもかけ算を先にしなくても良いのです。
例えば、3.14×45+3.14×74-3.14×19の計算をする場合、かけ算から先にすると、計算量が非常に多くなり途中で間違う危険性があります。かけられる相手をよくみてください。全て3.14です。しかも、かける相手の合計は45+74-19でちょうど100です。
ということは3.14×(45+74-19)=3.14×100で結果は314となります。それぞれのかけ算を先に計算するよりはるかに簡単に計算できますね。
算数・数学ではなぜ掛け算をするのでしょうか。
こういう問いにしっかり答えられるのは、数学の基礎をつくるうえで非常に大事です。
基礎をしっかりふまえておれば、応用も柔軟に思いつきます。